「訪問介護」と「居宅介護」という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。
一見同じサービスだと思われがちですが、それぞれの内容に違いがあることをご存じでしょうか?
今回の記事では、訪問介護と居宅介護の違いについて解説します。
▼訪問介護と居宅介護の違い
■対象者
訪問介護は、65歳以上の高齢者が対象です。
また40〜64歳の方でも、特定疾病により要介護と認定された方は訪問介護を利用することが可能です。
対して居宅介護の対象者は、障害の種類や年齢に応じて異なります。
原則として65歳以上の方は介護保険が優先されるため、特別な事情がない限り居宅介護は受けられません。
■制度
訪問介護は、加齢に伴う病気や機能低下を抱える方が、自宅で自立した日常生活を送れるよう支援する制度です。
例えばトイレまでの移動や入浴、洗濯や掃除などの家事をサポートします。
一方の居宅介護は、障害者総合支援法に基づく福祉サービスです。
障害の有無にかかわらず、全ての方が日常生活や社会生活を充実させられるよう支援します。
■料金
訪問介護で介護保険を利用する場合、利用者様の負担は所得により1〜3割ほどです。
また、サービスの内容や時間・頻度などによっても料金は異なります。
対して居宅介護の料金は厚生労働省によって定められており、利用者様の負担は基本的に1割です。
居宅介護も訪問介護と同様に、利用時間や内容によって料金が変わります。
▼まとめ
訪問介護と居宅介護は、対象者・制度・料金などが異なります。
それぞれのサービス内容を理解しておくことで、自分に合ったサポートを選べるでしょう。
『株式会社Lifact』では、障害福祉訪問介護・居宅介護・移動支援などを行っております。
心温まるサービスを提供しますので、お気軽にご相談ください。
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